運動をしないのは薬を飲まないのと同じ!

臨床の現場で心筋梗塞の

治療後の患者さんに

「外来のリハビリで生活習慣

さらに見直して行きましょうね」

と話をすると大概の患者さんは

「外来には通わないよ」

「お金ないから通えない」

「仕事があるから無理」

「そこまでしなくて良いよ」

と外来のリハビリを断ります

循環器病の治療方針の中で

外来でのリハビリは実は

必須項目になっています

そのため、外来のリハビリに通わないことは

主治医の診察を受けないで薬を飲まないのと

同じことになります

特に心筋梗塞は今までの荒れた

生活習慣が原因で発症します

そのため、心筋梗塞の治療がうまく行っても

生活習慣を見直さなければほぼ再発します

さらに、心筋梗塞は心臓にダメージを負っている

状態のため仕事の内容によっては今まで通り

仕事をしてしまうと心臓に負担がかかりすぎて

心不全となるリスクもあるため安全に生活や

仕事ができる範囲を知っておく必要もあります

exercise is medicine(運動は薬である)

と言われるくらい、運動には病気を予防する

効果があります

もちろんそこに食事の指導も入ります

このことは、病気を発症した人だけでなく

高血圧、高血糖、脂質異常が指摘されている

方にも当てはまります

重大な病気になる前に専門家のもと

生活習慣の見直しの相談をしてみるのも

良いでしょう

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