理学療法士が企業の健康経営に関わるメリット

理学療法士の大半は病院や介護施設、訪問リハとして障害を持った患者さんや身体機能や生活動作が不自由になった患者さんを対象に理学療法(リハビリテーション)を提供しています。

そんな、理学療法士が企業で病気もしていない従業員の方々に関わる意味はなんなのか?

一つは、病気や怪我をしないようにこんな予防をしたらいいよというアドバイスができること。ただし、これだけでは大手のスポーツジムのトレーナーさんでもできそうなことです。

そこで、理学療法士の最大のメリットは、その企業に関わる産業医の先生や保健師さんと医療的に専門的にコミュニケーションがとれることです。
病院で働いていた理学療法士であれば、必ずと言っていいほど主治医の先生や看護師さんとコミュニケーションをとってリハビリテーションの計画を立てていきます。
企業で理学療法士が働くのにも同じことが言えると思います。

病気や障害、飲んでいるお薬のこと、生活の背景を加味してどんなアプローチができるのか、プランを耐えることができます。

医療業界でもチームアプローチが普通になっていますが、産業保健の中でも産業医、保健師、理学療法士、公認心理士、衛生管理者などでチームで労働者を支えられればと思います。

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