企業に勤める働き世代を健康に!産業理学療法士の役割
私ごとですが、今年度から
福島産業保健支援センターの
産業保健相談員に就任しました
毎月第三月曜日の午前中に出勤して
福島県内の企業様から問い合わせが
あった場合、対応しています
相談内容としては
・肩こり、腰痛予防について
・VDT作業(主にパソコン作業)対策
・生活習慣病対策の運動
・転倒予防対策などなど
運動で解決できそうな相談を受け付けています
そもそも、産業保健スタッフの中に
理学療法士は含まれていません
なぜかというと、世間一般的に理学療法士は
病院や介護施設にいて病気や障害のある方への
社会復帰を目的とする職業であると認識があります
そのため、産業分野に勤める産業医の先生や保健師さん
には理学療法士が企業で働く想像ができなかったのではないかと
考えられました。
近年、理学療法士の業界でも「予防」分野での領域が広がって
きており企業でのセミナーの依頼も全国的に行われているようです
大手のスポーツジムでも企業向けの健康経営セミナーを
開催していますが、そこで理学療法士に依頼するメリットとしては
①目標達成のために産業医などの専門職と連携ができる
②疾病や障害を予防・改善する運動指導ができる
③個人や集団に合わせた運動指導ができる
④作業時の動作分析から安全な作業方法を指導できる
⑤機器導入など作業環境改善の提示ができる
⑥統計的手法を使って介入効果の説明ができる
ことが挙げられます。
まだまた、産業に関わる理学療法士は少ないですが
福島県内の企業様で、従業員の運動対策などでお困りのことが
ありましたら、福島産業保健支援センターへご連絡ください。