理学療法士になった理由と今の仕事編
私は小学五年生の時に
大きな病気をして半年間
入院をしました。
その病気によって両手に麻痺の
ような症状が出たり、体力が
なくなったためリハビリをする
ようになりました。
現在でも手には少し後遺症は
残っていますが日常生活には
問題がない程度まで回復してます
ただ、眼にも網膜剥離のなりかけが
あると発覚し当時一番好きだった
サッカーが本気でできなくなり
中学の部活は絶対ダメとドクター
ストップがかかってしまいました
自分で言うのもなんですが
結構うまくて、本気で将来は
プロになろうと思っていたので
小学生でその夢が絶たれたのは
大ショックでした
その時に話を聞いてくれながら
リハビリをしてくれた理学療法士や
作業療法士の先生に憧れを持ち
自分も人の体と向き合い
健康になったり
さらにパフォーマンスをあげられる
ような仕事がしたいと思いました
そして就いた理学療法士の仕事でしたが
やりがいはありつつも
思う通りに仕事ができないもどかしさや
組織内の上下関係にストレスを感じ
次第に休みがちになり、休職することになりました
ちょうどその頃に、病気にならないための
予防ができないか、ということも考え始めて
いた頃だったので家族のサポートもあり
独立することを決めました
実際に通ってくださるクライアントさんは
日ごろの体の疲れや、その改善を求めてくる方が
多いですが、中には職場や社会の中で心が疲れ
心を病んでいるクライアントさんも多く
いらっしゃることがわかりました
まるであの頃の自分のようだと感じることも多く
自分だからこそ、そのクライアントさんの気持ちが分かり
頑張っている人に頑張れと言わずしっかり休むこと
自分の体や心と向き合う事を自分の実体験を交えて
伝えることができています
人間関係や社会の中で悩み、自己否定をした
時期もありましたが、あの時期が経験が
あったからこそ、今来てくださる
クライアントさんによる寄り添うことが
できるのだと感じます
これからも自分と関わる患者さんに
心と体の両面からのアプローチができるよう
自分だからこそできること、かけられる言葉を向け
寄り添っていきたいと思います